算数の国語力と国語の国語力

非常に意外な事なのですが、算数に利用する国語力と中学入試の国語に利用する国語力は大きな違いがあります。算数に利用する国語力は、応用問題などの難解な問題を解く事ができる思考力や想像力などの国語力です。文章を読みその物語を想像し、その先にどういう事が行われるのか、それを思考する能力が国語に必要な国語力です。

国語に必要な国語力は、物語や文章を客観的に見つめる国語力です。算数と正反対で、文章の要点を引き出し、問題と関係のある部分について解答を求めていく論理的な国語力です。算数とは反対に想像力で物事を考えたり、その先の事を想像するという作業は必要なく、今ここに書かれている文章から解答を論理的に導き出す作用が必要となるのです。これが、国語の国語力です。

これが理解できていないと、算数に利用する想像力で国語の入試問題を解いてしまうので、×解答になってしまう事もあります。まずは文章をしっかり読み、要点、主語、述語、指示語などのポイントとなる部分に印をつける、そこから問題に関係ありそうな箇所を探し、その回答を導きだすという合理的な考え方で問題を解いていくことが必要となるので、国語は他の科目と比較して面倒な科目、という事も言えます。