読書量イコール国語に強い?

現代のお子さんは本離れが進み、読書をするお子さんが少なくなっているといわれます。確かに読書をしなくても情報はインターネット上から得る事ができますし、テレビからも常に何らかの情報が流れているため、何も困らないかもしれません。読書をしないお子さんが多くなっていることは確かに国語力の低下に結びついていると考えられますが、逆に読書しているからうちの子、国語は問題ないと考えるのは危険です。

読書量が多いお子さんは想像力にあふれ、物語を脳の中で映像化する事ができるため、心情を豊かにとらえたり、色々な雑学を得る事ができます。こうした想像力や脳内で物語などを映像化する能力はどちらかというと、算数の応用問題を解くために必要な力で、実は国語力のアップにつながる事とは言えないのです。

読書する事で字を覚える、読みを覚える、熟語などを覚えられるという事はありますが、読書量が多いイコール国語が優秀という事はありません。逆に読書とは違う読み方が必要となる中学受験の国語入試問題などには支障をきたす恐れもあります。想像力を発揮しすぎて自分なりの見解での解答になってしまい、問題から得る解答ではなくなってしまう事があるからです。読書量と国語の成績はイコールにならないことを理解し、どのような国語の学習が必要なのか考えていくべきです。