話上手は国語力が高い

お子さんが先生や塾の指導者に質問されている時、横から口を出してしまう保護者の方が多いです。耳が痛い保護者の方は、お子さんの国語力を低下させている可能性があると思って下さい。

お子さんは誰かに質問されてその質問を回答する時、脳の中でどのように話をしていけばいいかを考えています。そこに保護者が「こうなのよね」「こういう風に言っていたよね」なんて口を出すと、思考している脳がストップし、お子さんは言葉を考えることをやめてしまいます。これは、お子さんの考える力を停止させているようなもので、保護者がお子さんの国語力を低下させているともいえます。

下手でも何でも自分の言葉で質問に答える事、相手が聞きたいことを理解しその質問に沿った返事、話ができる事が重要です。子供のうちは接続詞がなかったり主語がなかったりしても、言葉を脳内で文章にする作業が必要で、そこに大人が口出しする事は文章を構成する能力を摘み取っているようなものです。

食事中「ソース」なんてお子さんがいったら、「ソースをどうしたいのかいってくれないとわかりません」と言ってみて下さい。こういう事を繰り返していると、「カツにソースをかけたいので取ってくれる?」というようになります。何をどうしたいのか、家庭内でも文章校正の力を伸ばす事ができるのです。